乾癬はうつる?感染疑惑から遺伝の不安や疑問をスッキリ解決!
乾癬=感染
「かんせん」という名前のイメージから「乾癬はうつるのではないか?」と心配している方も多いのではないでしょうか?
事実、2010年の時点での調査結果になりますが、約15%の人が乾癬はうつる病気だと認識していたようです。
この記事では、乾癬患者やご家族・お友達・周りの方々が乾癬に対して「うつる」「遺伝する」などの疑問をすっきり解決できるように詳しく検証しました。
正しい知識を手に入れて頂き、ひとりでも多くの方に乾癬の症状について理解して頂けることを願っています。
- 乾癬=感染は大きな誤解!乾癬はうつらない!
- 乾癬=感染という偏見がもたらした数々の問題
- 道端アンジェシカさんの公表が大きなきっかけとなった乾癬
- 乾癬は子供に遺伝するの?
- 乾癬治療中の出産の注意点
- 乾癬はうつらない!正しい乾癬の知識を広めよう!
- 乾癬の症状が緩和した!?いま話題の麻の一滴CBDを検証
乾癬=感染は大きな誤解!乾癬はうつらない!
乾癬はアトピー性皮膚炎などと同じ分類である慢性の皮膚疾患です。
皮膚が赤く腫れあがる「紅斑(こうはん)」や皮膚がボロボロと剥がれ落ちる「鱗屑(りんせつ)」など、外見に大きな影響があるため精神的にも大きなダメージを受ける方も大勢いらっしゃいます。
その上「乾癬=感染」という言葉のイメージから、多くの方が「乾癬はうつる」「感染する」と誤解されており、乾癬患者は更に精神的ダメージを受けています。
しかし、誤解しないでください。
乾癬は決してうつる病気ではありません。
乾癬の正しい知識を持って頂き「乾癬はうつらない」ということを、ご家族やお友達、仕事の仲間など周りの人たちが深い理解を示すことができれば、乾癬患者のストレスは緩和され、明るく前向きな生活ができるようになるでしょう。
乾癬患者に不必要なストレスを与えないように、多くの方に「乾癬はうつらない」という認識を深めてほしいです。
乾癬=感染という偏見がもたらした数々の問題
「乾癬=感染」という偏見、間違った誤解は多く乾癬患者に悲しい現実をもたらせています。その一部をご紹介します。
- 見た目を問題にいじめの標的になってしまった
- 見た目が酷いとの理由で休職に追い込まれた
- 皮膚がフケのように落ちるのでおしゃれを楽しめなくなった
- 美容師に不潔だと思われるのが怖く美容院に行けなくなってしまった
- 旅行に行っても温泉に入るのが怖い
このように乾癬患者は自身の精神的な悩みに加えて、周りの偏見や誤解で様々な問題を抱えています。
乾癬の正しい知識が広まればこのような問題も減るはず「乾癬はうつらない」ということをひとりでも多くの方に知って頂きたいです。
道端アンジェシカさんの公表が大きなきっかけとなった乾癬
世間一般に対して乾癬の認知度を大きく広めるきっかけとなったのが、人気モデル「道端アンジェシカ」さんが自身のインスタグラムで乾癬であることを公表したことでした。
道端アンジェシカさんが乾癬を公表するに至ったのは、SNSに寄せられたファンからの心にもない言葉だったと言います。
その言葉が引き金となり、乾癬が原因でおしゃれができないことやファンに対して噓をついていることなどのストレスで耐えきれなくなり、正直な気持ちを公表すること至ったそうです。
その勇気のある行動は様々なメディアに取り上げられ多く反響を呼びました。これにより乾癬の認知度が上がり、まったく知られていなかった乾癬が世間一般でも知られるようになってきています。
また道端アンジェシカさんは最近「乾癬はうつらない」という認知を広めるための乾癬の疾患啓発プロジェクト「HIKANSEN project(ヒカンセン プロジェクト)」のアンバサダーに就任するなど、乾癬に関する様々なイベントやメディア出演したりと乾癬の認知を呼び掛ける活動を行っています。
「HIKANSEN project(ヒカンセン プロジェクト)」
乾癬は子供に遺伝するの?
とても残念ですが、乾癬になりやすい体質は遺伝すると言われています。
確率でいうと日本では4~5%
多いパーセンテージではありませんが、子供に遺伝するかもしれないと考えると非常に悩ましい数字ですよね。
しかし、乾癬になりやすい体質だからと言って必ずしも乾癬を発症するかというとそうではありません。
発症する原因は、生活習慣や食生活、ストレスや気候、糖尿病や高血圧など、様々な要因が合わさって生じます。
また乾癬が遺伝する割合でいうと、欧米では20%~40%もあるため、人種の違いがあるにしても、生活習慣や食生活の違いが大きく関係していると言えます。
心配な方は普段から食生活、生活習慣などを気をつけて意識するようにしましょう
乾癬治療中の出産の注意点
乾癬患者でも問題なく妊娠・出産をされている方が多くいらっしゃいます。
乾癬だから「妊娠できない」「出産できない」と深刻に悩む必要はないと言えるでしょう。
しかし、ひとつ気をつけて頂きたいのが薬を服用している場合です。
例えば、妊娠中に乾癬の免疫異常を抑えるための薬を服用していたとすると、新生児の免疫が低下してしまう可能性が出てきます。
このように妊娠中、妊娠後の授乳期間には気をつけなければならない薬の副作用があるので、妊娠・出産を希望する方は医師と相談しながら服用するかどうかを決めてください。
また男性に関しても同じことが言えます。
免疫異常など影響のある薬を服用するときは避妊するなどの必要があるので、医師を相談しながら慎重に進めてください。
乾癬はうつらない!正しい乾癬の知識を広めよう!
乾癬患者の精神的なストレスは私たち健常者が想像する以上にとても大きなものです。
周りが乾癬に対して間違った偏見を持って対応してしまうと、乾癬患者はさらに精神的なストレスを受け、症状は悪化してしまいます。
ですから、ご家族やご友人、周りの私たちができることは「乾癬はうつらない」という正しい知識・認識を持ち広げていくことです。
このように乾癬患者が生活しやすい環境を作り、精神的なストレスを少しずつでも軽減することで、乾癬の症状を改善に導くことができるのではないでしょうか。
乾癬の症状が緩和した!?いま話題の麻の一滴CBDを検証
全世界で注目を集めるCBDオイルを知ってますか?
実はこの「CBDオイル」を摂取して「乾癬の症状が改善した」という患者さんの検証結果を得ることができました。
もちろん症状は人それぞれですし、治療法がもたらす効果も人それぞれ違うと思います。
しかし、患者さんの中のひとりでも効果があったという事象は、乾癬を患う多く人にとって希望が持てると内容だと思います。
▼興味のある方はぜひご覧ください▼
多くの人に尋常性乾癬という病気の事を知っていただきたい。そして乾癬で苦しんでいる多くの方々の力になりたいとブログランキングに登録しました。 ブログがお気に召しましたら、ポチッとお願いいたします。